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Black/White-Red Lagoon
843871-005 BLACK/UNIVERSITY RED 81,000円(税込)
タイムスリップを扱ったSF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」にて、劇中の時間軸、1985年から未来である2015年へのタイムスリップをした際に登場した、ナイキの架空のシューズ「Air Mag」。自動で靴紐を調整する機能の演出がなされていたシューズでした。
この「Air Mag]2011年に数量限定で映画のデザインそのままに製品化され話題を呼びました。
当時は技術が追いついておらず、「自動シューレース機能」はついていませんでしたが、ナイキは2013年より未来の技術を現実のものとするべく開発をスタート。2016年にはナイキが映画同様の自動靴紐調整機能「Adapt」搭載モデルの「Air Mag」の製品化に成功しました。
この「自動シューレース機能」をより一般的に普及するべく第一弾として「Nike HyperAdapt」と命名されたシューズが市販化。「Nike HyperAdapt」と命名されたこのシューズは自動シューレース機能の他に、通常のシューズのように着用して運動しているうちに緩んでくるシューレースに対しスイッチ操作で調整する機能も加わっており、
2016年にはアメリカで数量限定で抽選販売。$720という価格も話題性を呼びました。
Japan on September 23 at Nike Harajuku, NIKELAB MA5 and DSM GinzaChina on September 17 at Nike Huaihai Brand Experience Store, Nike Ghangzhou Brand Experience Store, EC Mall Nike and Jordan Basketball Experience Store, NIKELAB X158 Shanghai, and NIKELAB DSM PEKLondon on September 29 at Niketown LondonBerlin on October 5 at Nike BE BerlinMilan on October 5 at NIKELAB ST18Paris on October 5 at Nike Store Champs Elysee and NIKELAB P75
2013 年、ハットフィールドとビアーズはいくつかの新しいシステムを生み出しました。数々の試作品開発と試験ののち、足の下に部品を配置し、 シューレースを動かす仕組みが出来上がりました。2015 年 4 月にビアーズは、自動的にシューレースが閉まるナイキ マグというシューズを、映画 の中でそのシューズが登場した 10 月 21 日に向けて作ることを託されます。この製品の登場が、ナイキの新しいアダプティブ・レーシング技術のお 披露目となりました。それから間もなくして、当初の目的であるスポーツ向けのシューズとして完成を遂げたナイキ ハイパーアダプト 1.0 がその技 術の進歩を裏付けました。 「アスリートの変化に伴ってプロダクトも変化していくという未来への足がかりになるでしょう。」とビアーズは話しています。
ナイキのデザイナーであるティンカー・ハットフィールドは次のように話しています。「ナイキにとってイノベーションとは、明日を夢見ることではなく、明日に向かって加速していくことです。アスリートのことを誰よりも熟知しているナイキだからこそ、彼らのニーズを予想することができます。時には、誰かが何かを想像するよりも先に、現実のものにすることもあります。」
ナイキ ハイパーアダプト 1.0 は、ナイキの最新のフットウェア技術、アダプティブ・レーシングを使った初めてのフットウェアです。デジタルや、電子及び機械技術の膨大な研究結果をもとに、動くことに適したプロダクトになりました。今までの「フィット感」のあり方にも疑問を投げかけ、それぞれ人によって異なるシューレースの締め具合に応じる究極のソリューションを提供します。
この機能がアスリートの集中力を妨げる要素を減らしてくれます。ナイキのシニア・イノベーターでこのプロジェクトを技術面でリードしたティファニー・ビアーズは次のように説明します。「足を入れると、かかとがセンサーにあたり、システムが稼働して紐が締まります。その脇に2つのボタンがあり、紐をきつくしたりゆるくしたり、自分の好みに調整することができます。」
ハットフィールドによると、このイノベーションはアスリートのギアに関する永遠の悩みである、シューレースの微調整を素早く行うことを可能にするものです。紐をきつく締めすぎて足に無駄な圧をかけてしまったり、ゆるく結んだために足が滑ったりすることは、もう過去の話です。正確かつ一貫して個人の好みに合わせた締め具合が、一瞬の操作で可能になります。「試合中にも足は大きなストレスにさらされるので、シューレースの微調整はとても大事なことです。」とハットフィールドは話します。
ビアーズは、このアダプティブ・レーシングの実現を夢見ていたハットフィールドと話をした当初から、この仕組みについて考え始めました。ハットフィールドはビアーズに、既存のアイディアを模倣するのではなく、"より洗練されたものを作り出すための最初の一歩"となるものを考えて欲しいと依頼しました。もう一人このプロジェクトに関心を示したのは、第 3 の協力者となり、設計面での助言を行ったナイキの社長兼 CEO のマーク・パーカーでした。
開発途中でエンジニアたちと案を練りながら、ビアーズの理論を試しました。初めて出来上がったのは、外側に発電機をつけたスノーボードブーツでした。理想とかけ離れてはいるものの、体と一緒に動き、アスリートが受けるのと同じ力を吸収するテクニカルな部品を小さなスペースに収めるという、ビアーズとハットフィールドが見据えたゴールに到達するための最初の一歩となりました。
via: nike press release
2017-2 release (US Nike+,in-sotre)
ヒール部も発光するようです
2016/3/17に行われたナイキイノベーションイベントで発表されたNIKE HYPERADAPT 1.0がそのモデルです。
最新プラットフォームのこのモデルは、ミッドフット部分にパワーユニットがセットされており、ヒール部のセンサーが着用を感知すると自動的に甲部分のストラップ部からアッパー左右パネル内部に伸びるワイヤーに対し、ソール部のユニットがテンションをかける構造です。
パワーユニットは青色発光機能もあります。
「緩める」「締める」の2つのボタンがレイヤー部分に配置されており、着用者が運動中の紐の緩み等、簡単テンション調整する事も可能になっています。着用中のシューレースの状態の変化に合わせて全自動でテンション調整する機能まで進化させたいとのことです。画像・動画からは発光機能も確認できます。
技術的には外部からパワーを供給するスノーボードブーツ用のシステムとしての発想を進化させたもの。
形状の自由度が高く、従来のバッテリーより小型軽量なリチウムポリマーバッテリーの技術革新のおかげで実現した機能といえるでしょう
ティンカー・ハットフィールドとティファニー・ビールが陣頭指揮を取って開発されたシステムは、まずは、映画「バック・トゥ・ザフューチャーPartII」に登場する架空の未来(2015年)の靴として登場、2015/10/21にリリースが発表された「Air Mag」へ搭載し、よりアスリート向けのシステムを開発、強度テストを経て発売する運びとなりました。
Nike Hyper Adapt 1.0については「first step into the future」とコメントされており、モデル名もナンバリングが付いている事からも今後更にアップデートされる・あるいは機能が他のモデルへも搭載される事が予想されます
海外2016 発売予定 "NIKE MAG 2015"バック・トゥ・ザフューチャー2に登場のスニーカー、発売決定
現在、Nike NewsとNike+アプリで詳細公開中
クリスティアーノ・ロナウドがIGアカウントで実物動画を公開し、2016Nikeイノベーションを取材したメディアからの画像も続々アップされています。